１８日目

更新強化月間１８日目です。

ガコイコは健ちゃんのスパーリングにヒヤヒヤ。

長野氏は終始楽しそうでしたね。

噺をしようか

 

坂本　昌行（３代目・東西亭　宴喜）

　さかもと洋菓子店２代目店主。

　心から落語を愛する一人息子で、店の経営を一手に担う。

　地元限定で評判の腕利きパティシエ。

　経営に関する知識に乏しく、店を傾かせかけている。

　落語家を祖父から、洋菓子店を祖母から継いだ。

　自分の気持ちに正直に生きる井ノ原に苛立ち、最近では冷戦気味。

　感情表現が苦手で、常に単調な落語はファンの間で大不評

　人情話や滑稽話は井ノ原に、廓話は長野に任せている。

　最近では高座を敬遠しがちで、早くも引退説浮上中。

 

井ノ原　快彦（東西亭　宴興）

　初代の再来と呼び声高い、落語の天才。

　大学祭で坂本の落語に惚れ込み、半ば強引に入門。

　持ちネタの数は坂本を凌駕するほど。

　大学病院の外科に所属していたが、人間関係が嫌だと町医者勤務に。

　麻雀と飲み会が大好きで、午前様や朝帰りは当たり前。

　医者や落語家としては天才だが、素行不良でも有名。

　真面目一辺倒な坂本とそりが合わなくなってきている。

　実は誰より落語を大切に思い、研究にも余念がない。

 

長野　博（東西亭　宴華）

　弟子の中で、唯一店を手伝う男

　食べ歩きが趣味で、黙ってどこかへ出かけてしまうことも。

　生い立ち、家族構成など、不明な点が多い。

　坂本家の隠し子という噂が一人歩きし、迷惑している。

　安定を求めて公務員になったが、落語にハマり、あっさり辞めた。

　稽古熱心だが、お世辞にも達者とは言えない。

　廓話だけは、妙に色っぽい動きが功を奏して大人気。

　もっと高座に上がりたいが、坂本に言い出せずにいる。

 

森田　剛（東西亭　宴蝶）

　園爽流茶道跡取り息子だった。

　茶菓子にさかもとの焼き菓子をチョイスする異端児。

　あまりにも身勝手に振舞うため、実家を勘当された。

井ノ原の高校の後輩で、麻雀・飲みメンバー。

収入の主をパチンコで担っている。

稽古は嫌いだが、実は器用に落語をこなす一面も。

静かな物言いが助けて、『皿屋敷』は鉄板ネタ。

 

岡田　准一（高砂　きなこ）

　寄席文字書き。

　落語がタダで聞けるという理由でやっている。

　特に井ノ原の『居残り佐平次』がお気に入り。

三味線が得意で、井ノ原の『宿屋仇』で必ず下座を勤める。

　坂本に、面と向かって落語が下手。と指摘する勇気ある男。

　関西出身の為、本当は上方落語の方が好き。

　昼はさかもとで、夜はコンビニでアルバイト。

　着物を嫌い、私服を貫き通す。

　

三宅　健

　中央共栄銀行本店勤務。外交。

　井ノ原の麻雀仲間で飲み仲間。

　老舗呉服屋の一人息子で、優秀だと近所でも評判。

　優秀だといわれることがイヤで、わざと羽目を外していた。

　小・中・高が森田と一緒の幼なじみ。

　落語は『時そば』しか知らない。

　大口の顧客を獲得する一方、経営不振の顧客も多く持つ。

　さかもとへの融資を打ち切るべきかどうかで悩んでいる。