Vシュランはオムライス。
『ランチの女王』を思い出しました。
あの剛ちゃんはね、わたしの中で森田剛革命でした(意味不明)。
考えてみると、あの人の泣きの芝居に弱いのかもしれません。
不覚にも『喰いタン2』でやられてましたからね(苦笑)。
CRなんてボロボロですよ。
この企画も、明日は最終回です。
明日がイノにとって素晴らしい記念日になりますよう・・・
5月16日
岡田が家に来た。誕生日プレゼントを届けにきてくれたらしい。
当日に渡したかったけれど、どうしても外せない予定があるから一日早くなった。そう申し訳なさそうに言うから、憶えてくれてただけでうれしいと答えた。本当に、嬉しい。
プレゼントは、ひどく古ぼけた写真。お互いにとって、とても思い出深いもの。それが手元にやってくることなんて考えもしなかった。置き去りにした、俺にとってはかけがえのない時間。
「クラブ棟が、取り壊しになるんやて。」
その一言で分かってしまった。だからこの写真はここにあるのだと。
大学のときにサークルの部室で寝入っていた俺と岡田。それを誰かが激写した。たかが居眠りに激写なんて大げさかもしれないけど、その写真は二人してお気に入り。俺が大の字になって寝ていて、その右腕を枕にして岡田が若干丸まって寝ている写真。彼氏彼女みたいでしょ。俺は最初から寝ることが目的で部室に行ったんだけど、岡田は本を快適な環境で読みたくて来たらしい。季節は真夏で、でも部室には古いながらもクーラーがあったから、そのまま寝ちゃったみたい。次の日に部室に行ったら壁にその写真が貼ってあって、ちょっとビックリした。とにかく、部室の壁には部員の写真が所狭しと貼られていた。代々のメンバーが撮っては貼り、剥がすことなく卒業していく。俺たちも、剥がさずに卒業した。
「憶えてる?二人で天井に蛍光塗料で星座書いたん。」
「当たり前じゃん。オリジナルの星座、あとでバレてサークル内でブームになったし。」
二人の軽い気持ちとノリで描かれた新しい星座は、それから数ヶ月間、追従者続出というサークル内での大ブームを引き起こした。下火になったのは、天井に書くスペースがなくなったとか、そんな単純な理由だったと思う。
「いのっちとおると、楽しい・・・・・。」
岡田が呟いた一言は痛恨の一撃。赤面しちゃったじゃん、俺。
岡田が帰った後、坂本くんに写真を見せてあげた。スゲー笑顔で褒めてくれたから、またまた嬉しい気持ちになった。最後の誕生日は、幸せ満載。明日は坂本くんがランチをおごってくれるんだって。
あと、1日。
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