トニコン大阪って、平日なんですね。
どうして平日?
GWがぶつかったせいなんでしょうかね?
5月7日
坂本くん復活。記録更新ならず。
なんだか本調子じゃないみたいで心配。
あと、10日。
5月8日
坂本くんの様子が・・・・・変。
なんか、俺だけ避けられてる気がする。「おはよう。」ってあいさつしても、「ああ。」ってすごく短く顔も見ずに返事して、さっさと行っちゃうし。何か気に障ること、した?熱出してるときは、静かにするように気をつけてたんだけど。
どうしてだ!?
あと、9日。
5月9日
朝から、お母さんが恐かった。
隣の坂本くんの部屋から聞こえてきた、それはそれは低い、それはそれは鋭利なお母さんの声。
「あんた、井ノ原くんとケンカでもしたの?」
へぇ、気付いてたんだ。やっぱり親ってすごいね。
「してねぇよ。」
あ、坂本くんはすごく不機嫌だ。
「じゃあ、どうして井ノ原くんにだけ冷たいの?」
直球。容赦ナシです。
「別に。冷たくとかしてねぇし。」
そうなの?
「あんたがその気なら、こっちにだって考えがあるんだからね。」
なーんか、雲行き怪しくない?
「その気って、俺は・・・」
「井ノ原くんいじめてばっかりしてたら、あんたの服に昆虫仕込むわよ?」
いや、お母さん。それはダメでしょ。坂本くん、たぶんショック死しちゃうから。気持ちは嬉しいけど、さすがにやりすぎなんじゃないかと思います。
「絶っ対にするな!っつーか、俺は井ノ原をいじめてねぇから、マジで!」
という親子の会話を聞きながら、複雑な気分で息を潜めてた。だってさ、その渦中の井ノ原に聞かれてるなんて分かったら、余計に話がややこしくなりそうじゃん。
お母さんの猛攻撃は、そのあと1時間近く続いた。俺は1時間が経過した時点でなんとかこっそりと脱出。坂本くんと顔を合わせるのが気まずくて、出かけた。だからそれ以降、いつまで続いたかは知らない。とにかく、お母さん恐かったです。ちょっと坂本くんに同情したかも。
あと、8日。
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